ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が15日、さいたまスーパーアリーナで全国ツアー最終日公演を開催。3月の東京ドームで行われた〝開幕祭〟を皮切りに、全国11都市27公演のツアーを完走した。
最終日は間近のクリスマスを意識したスペシャルな演出で魅了。中盤では、メンバーが白を基調にした衣装に身を包んで、楽曲「One in a Million―奇跡の夜に―」や「涙」を披露。ボーカルの数原龍友(29)は「一足早い聖なる夜を過ごせたら。僕たちからのクリスマスプレゼントを受け取ってください」と呼びかけた。
さらに、EXILEの珠玉のバラード「Lovers Again」をメンバー全員でパフォーマンスすれば、片寄涼太(28)と数原のボーカル2人が初めてEXILEの「Angel」をカバー披露するなど、ファンにとっては聖なる夜にふさわしい演出になった。
アンコールでもメンバーが赤いサンタクロース衣装で登場し、「LAST CHRISTMAS」を披露。歌唱中に一部のファンにクリスマスプレゼントが送られた。
その後、メンバーが〝会見形式〟でステージでグループの公式ユーチューブチャンネルなどで緊急生配信。来年3月からデビュー10周年記念ツアー開催と、来年3月8日に7枚目のオリジナルアルバム「Ⅹ(テン)」を発売することが発表され、会場のファンはその模様を写真&動画撮影することがOKになり、これもうれしいサプライズプレゼントとなった。
リーダーの白濱亜嵐(29)はアルバム名に込めた思いについて、「10周年を迎えて、点と点がつながって、線になって今がある」と説明。公演前に行われた報道陣の取材では、「10周年の大きな節目で、Ⅹ(テン)というタイトルですけど、まだ全然ここがゴールじゃなくて僕たちの通過点。過去だけじゃなくて、この先の僕たちも示すようなアルバムになると思ってます。絶賛制作中です」と明かした。
この日は全28曲を披露。最後の曲「DREAMERS」を歌い終わると、ファンからは拍手が大きな拍手が送られ、数原は「最高のプレゼントになりました。最高のツアーファイナルになりました」と感謝を伝えた。