EXILE TETSUYAが23日、都内で、12歳以下のオリンピアンの卵を育てる強化チーム「男女ホープスナショナルチーム(HNT)」のコンディショニングコーチ就任式に出席した。
TETSUYAは、2018年にU―7卓球事業スペシャルサポーターに就任し、2020年にHNTの強化合宿でダンストレーニングプログラムを考案し導入。2022年に正式にコンディショニングコーチに就任した。日の丸のジャージを背負ったTETSUYAは「すごく責任のあること。しっかり務めたい。日の丸は気持ちが引き締まります」と緊張気味の様子だった。
ウォームアップや敏しょう性や神経系を鍛えるトレーニングメニューを考案していく。TETSUYAは「子供たちが金メダリストになる姿を見たい。それが大きな夢。選手みんなが試合前に発案したウォーミングアップの動きをしてくれたらうれしい。遠征する中で、世界の選手と打ち解ける手段にもしてほしい。体の動かし方はもちろん、コミュニケーションにも役立ててほしい」と意気込んだ。
日本卓球協会専務理事の宮崎義仁氏は「ダンストレーニングを採用するのは卓球界では初のこと。これから卓球で世界に羽ばたく子は全員、ダンスを踊れるかもしれない。今後、大人のトップ選手にも取り入れていけるようにしたい。段階を踏みながら、年齢層を上げられれば」と青写真を描いた。