5人組ダンス&ボーカルグループのDa‐iCEが15日、東京・千代田区の日本武道館で「Da‐iCE 10th Anniversary Live」を行った。
この日にメジャーデビュー10周年を迎えたことを記念し、約7年ぶりに武道館公演を開催。花村想太が「行くぞ、武道館!」とシャウトすると、集まった1万2千人のボルテージはいきなり最高潮に達した。初の試みとなる客席から360度囲まれたセンターステージから、デビュー曲「SHOUT IT OUT」や代表曲「CITRUS」「スターマイン」などを披露。約3時間半、グループ史上最大となる全39曲(メドレー含む)を歌い上げて会場を大いに盛り上げた。
メジャーデビューからの10年について花村は、「夢をかなえるって本当に難しいことなんだなって思う10年でした。(2022年に)レコード大賞をとれても新人賞はとれなくて、すごく悔しかった」と回顧。20年に発売した「CITRUS」でブレイクを果たし、「私の夢なんてかなわないよとか、あした仕事行きたくないなとか、究極、いじめられてるんですとかそういう人もいると思う。今が全てじゃない。僕たちの10年が変わったように、皆さんの10年も必ず変わると思います」と熱い思いをファンに届けた。
また、2月14日には新曲「A2Z」が配信リリースされることが明らかに。10周年記念アリーナツアー(11月23、24日・Asueアリーナ大阪、12月7、8日・国立代々木競技場)や全国4か所でフリーライブを行うことも併せて発表され、工藤大輝が「2024年もついてきてくれますか?」と呼び掛かけると、ファンは大きな拍手で応えていた。