メジャーデビュー35周年を迎えた大御所ロックバンド、BUCK−TICKが29日、東京・日本武道館で全国ツアー(計5万人動員)の最終日を迎えた。
武道館公演は2000年から続く年末恒例ライブ(19年は改修工事のため代々木第一体育館)。ボーカルの櫻井敦司(56)は満員の9000人を見渡し、「上の方まで集まってくださって、ありがとうございます」と感謝。
「心地のいい拍手、とっても素敵です。最後まで楽しんでいってくださいニャ」とちゃめっ気たっぷりに呼びかけ、35周年ベスト盤を中心に新曲「さよならシェルター」やヒット曲「JUST ONE MORE KISS」など22曲を披露。
幻想的なステージの数々で沸かせ、「世界中の子供たちが楽しい新年を迎えてくれたらいいなと思います」と平和への祈りも捧げた。
終演後、大型ビジョンで来年3月8日に「太陽とイカロス」、同22日に「無限 LOOP」とシングルを連続リリースし、4月発売の新アルバムを携えて全国ツアー(18カ所20公演)を行うことも発表した。