「第5回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE」が25日、東京・立川ステージガーデンにて開催された。
3月に開催された「第5回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」のファイナリストメンバー12人による一夜限りのライブイベント。第5代女王に輝いた池田裕楽(STU48)、2位・李始燕(NMB48)、3位・秋吉優花(HKT48)をはじめ、浅井七海(AKB48)、村山彩希(AKB48)、岡村梨央(STU48)、豊永阿紀(HKT48)、澤田奏音(SKE48)、田口愛佳(AKB48)。そして、初開催されたユニット戦で初代女王の座についたNGT48の三村妃乃、清司麗菜、新井りりのの総勢12人が美声を響かせた。
8曲目では、シンガーソングライターを目指していた澤田が、中学時代に作詞・作曲したオリジナル曲「ピーチソーダ」を披露。12曲目では村山、浅井、三村の3人が、世界的なヒット曲となっている「アイドル」(YOASOBI)を披露。現役のアイドルが歌う「アイドル」にファンも割れんばかりの掛け声で応えた。
また、アンコールではAKB48の「また あなたのことを考えてた」とNGT48の「Maxとき315号」を12人全員で歌唱した。
豊永は「最近はコンサートなどで48グループで何かをするっていう機会が減ってきているけど、今回メンバーがこんな歌を歌うんだとか、こんな良い曲が生バンドで聴くともっと良いんだとか改めて知ることができた。ここでしか生まれない絆っていうのも確かにあるなと思って、それを皆さんとここで分かち合えたことが、すごくうれしかったです」と喜んだ。
終演後の囲み取材でも豊永が「コロナ禍で、みんながなかなか集まれないという時期にもそれぞれのグループがシングルを出している。お祭り騒ぎなことをやりたいな」と話すと、村山は「前やっていた(国内48グループが競う)『AKB紅白』(紅白対抗歌合戦)はすごいやりたいなって思ってて。それこそグループ同士で競い合って、どのグループが優勝かみたいなのを決めたりとか。各グループで戦ってもいいし、今回みたいにレアな組み合わせで何か披露するっていうのもいい。披露するまでの練習期間も楽しかったりもするので、やっぱりそういうのをやりたいなと思います」と話した。
また、秋吉は「(今回のライブに出演した)メンバーが12人いるので、劇場公演できるなと思った。各地方を回って劇場公演ができたら」と各48グループが交流する構想を描いた。