「夜の部」のアンコールでは、LEDビジョンに突如カウントダウンが表示され、その後、5月25日発売の11thシングル「あの子コンプレックス」のミュージックビデオ(MV)をサプライズで初公開。間髪入れずに新衣装を身にまとったメンバーが、イコラブ史上最もはかない失恋ソングの新曲を、エモーショナルかつシリアスに歌い上げた。
前日には、2017年のデビュー時からセンターを務めてきた高松瞳が、指原プロデューサーに自らセンター降板を願い出たことを報告する動画がYouTubeで公開された。今作のセンターに注目が集まるなか、佐々木舞香が単独で務めることが明らかになった。
佐々木は「今回は久しぶりの失恋ソングで、またひとつ成長した=LOVEの姿を見せられると思います」と意気込み、「まるで女の子の心みたいに変化が激しい曲調と、強がりが散りばめられた歌詞は読み解くのが難しかったです。東京公演の初披露は緊張でしたが、今後のツアーでも良いものが届けられるように頑張ります。MVもたくさんの人に見ていただけたらうれしいです」とアピールした。
リーダーの山本杏奈は、東京公演を皆さんと一緒に過ごせて、本当に幸せです。もっともっとすてきな作品を届けられるよう頑張っていきます。皆さんもついてきてください。これからも応援よろしくお願いします」と、来場者へ感謝の気持ちと、さらなる飛躍を誓っていた。
新曲初披露にあわせて、全4形態のジャケット写真とアーティスト写真のアートワークも解禁。TypeAは新センターの佐々木がソロで飾った。公演中に初公開されたMVはYouTubeでも公開。主人公の心象風景として描かれるダンスシーンや、雨に打たれるメンバーの表情にも注目だ。
本ツアーは名古屋、福岡公演と続き、5月21日の自身初の沖縄公演(那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場)でファイナルを迎える。