<葬送のフリーレン>ザインが探す親友の名は“戦士ゴリラ”!? そのネーミングセンスに「インパクトが強いww」とツッコミの嵐

「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載中の同名コミックをアニメ化した「葬送のフリーレン」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第16話「長寿友達」が12月22日に放送された。旅路の途中、フリーレン一行はザインが捜索していた親友の足取りを掴む。さらなる情報を得るため、4人は「頑固婆さん」と呼ばれる人物に会いに行く。(以下、ネタバレを含みます)

■フリーレンの長寿友達・フォル爺が登場

一行はフリーレン(CV:種崎敦美)たっての希望で、彼女の“長寿友達”であるドワーフのフォル爺(CV.星野充昭)を訪ねる。フォル爺はひとつの村を守り続けて400年以上経つ老兵。見た目こそ老いているが、彼の実力はシュタルク(CV.小林千晃)を一撃で倒すほどだった。フリーレンはフォル爺との再会を喜び、旧交を温める。そんなある日、ふたりは初めて会った日のことを振り返った。

初めてフリーレンと出会った日、フォル爺は村を守り続ける理由を語っていた。フォル爺は亡くなった妻との約束を守るため、彼女が愛した村を長年守り続けていたのだ。しかし、あまりに長い時間を経て彼は妻の顔も声を思い出せなくなっていた。そんなフォル爺はフリーレンが旅立つ前日の夜、自身の妻の夢を見たことをフリーレンに語る。そして彼は「お前と昔話をしたお陰かもしれんな」と微笑んで見せた。

旅の途中、ザイン(CV.中村悠一)は捜索していた親友の足取りに関する有力な情報を得る。その親友はある集落に住む頑固婆さん(CV.久保田民絵)と旅の途中に意気投合していたというのだ。頑固婆さんの元を訪れたザインは彼女からの依頼をこなし、その親友がテューアに向かったことを知る。その地はフリーレンたちが目指すオイサーストとは逆方向。この状況に対しザインは「どうしたもんかね」とこぼした。

■明らかになるクラフトの過去

頑固婆さんからの依頼のひとつに英雄の石像磨きがあった。その石像のモデルとなった人物について「遥か昔に世界を救ったとされる英雄様」と語る婆さん。しかしその英雄の名前も、その偉業についても、記憶している者は誰ひとりいなかった。これを見たフリーレンは、この石像がクラフトをかたどったものだということに気付く。

クラフトは第11話「北側諸国の冬」にてフリーレンたちが出会ったエルフ。彼は登場時「俺の成してきた偉業も正義も、知っている奴は皆死に絶えた」と語っていた。この石像を見たフリーレンは、クラフトが語った偉業の大きさに気付かされ、どんな大きな偉業もいつか忘れ去れることを痛感したはずだ。

本エピソードで注目すべきは、石像が作られた当時のクラフトは“戦士”であったことだろう。偉業を成しえた後、クラフトは聖職者の道を志し武道僧となったことになる。彼を信仰心に目覚めさせたきっかけはなんだったのだろうか? 今後の展開に期待せずにはいられない。

■ザインの親友の名は“戦士ゴリラ”

放送時、最もSNSへの投稿が目立ったのはザインの親友の名前が明かされた瞬間だ。その名は“戦士ゴリラ”。そのネーミングセンスに対して「戦士ゴリラ、つよいな(笑)」「悪口じゃないの、それwww」「インパクトが強いww」といったコメントがSNS上に溢れる。結果、今週Xには「フリーレン」というワードと共に「戦士ゴリラ」とのワードもトレンド入りした。親友の足取りを掴んだザインはいかなる決断をくだすのか? 次回の放送は1月5日に予定されている。

※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」

◆文=はるのおと

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