66歳・大仁田厚、ポーゴさんに捧ぐ七夕プロレスで電流爆破マッチ「この年になってもこんなこと、やってます」

66歳・大仁田厚、ポーゴさんに捧ぐ七夕プロレスで電流爆破マッチ「この年になってもこんなこと、やってます」

群馬・伊勢崎市での電流爆破マッチ後、ラーメンマン(右)と健闘をたたえ合う大仁田厚

(スポーツ報知)

 「邪道」大仁田厚が7日、群馬・伊勢崎市本町で開催された「TWINKLE POWER FESTIVAL」本町七夕イベント伊勢崎プロレスに参戦。メインイベントの電流爆破マッチで激闘を展開した。

 伊勢崎市は大仁田がFMW時代にしのぎを削った最大のライバル、ミスター・ポーゴ(本名・関川哲夫、17年死去、享年66)さんの出身地。これまでも多くのプロレス大会が開催されてきた。

 この日、ダンプ松本、ミス・モンゴルなどの女子プロレスラーも参戦する中、大仁田はメインで盟友・雷神矢口、戸井克成と組んで、グレートポーゴ、藤田ミノル、ラーメンマンと電流爆破プロレスで対戦。焼きとうもろこし、ビールにかき氷などの屋台に囲まれた商店街駐車場に設営された特設リングの内外で暴れまくった。

 試合は序盤、矢口のラリアットからコーナーに追い詰められたラーメンマンを矢口が電流爆破バットで狙ったが、コーナーポストに誤爆。大仁田が捕まり、藤田に電流爆破バットでの殴打を腹部に食らうと、あまりの爆発音と閃光に観客の悲鳴とどよめきが起こった。

 それでも終盤、ラーメンマンの顔面に毒霧を噴射し、キャッチした大仁田はそのまま長机へのパイルドライバーをお見舞い。最後は矢口とともにグロッキー状態のラーメンマンに前後からのダブル電流爆破バット殴打を浴びせ、勝利を飾った。

 試合後、マイクを持った大仁田は「この年になってもこんなこと、やってます。だけど、自分の好きなことができて幸せです。いつまでも夢を追いかけようぜ!」と絶叫。「ポーゴのためにリングに上がってくれたラーメンマン、最高じゃ!」とリング上にラーメンマンを呼び込むと、会場からは「ラーメン」コールが湧き上がった。

 今回、大会実行委員長を務め、会場近くでラーメンハウスを経営するラーメンマンは「もともと市が七夕祭をずっとやっていたんですが、3年前にコロナ禍で中止になってからずっと開催されなくて。再開するかと思ったら予算が削られていました。それならば、地元有志でまた、あの頃の盛り上がりを取り戻そうと地元のみんなが集結してくれました。伊勢崎の七夕祭を子どもからお年寄りまで楽しめるプロレスが開催できて本当に嬉しいです!」

と笑顔を見せた。

 試合後、大仁田は「コロナがあって地域の祭やイベントがそのままなくなってしまったところもあると聞きます。そんな中で、おらが街を活気づけようと頑張った本町の皆さんのパワーに感動した」と、しみじみ話すと、「ところで、伊勢崎の隣の高崎市は、だるまが有名なんだ。8月24日の俺のデビュー50周年記念大会の最前列特典に『邪道夢叶だるまさん』を作ってもらった」と緊急発表。「願掛けて片目入れて、夢が叶ったら俺のところに持ってきてくれたら目を入れるよ。いくつになっても、夢を追いかけようぜ」と、8月24日に富士通スタジアム川崎(旧・川崎球場)で開催される自身のデビュー50周年記念大会「川崎伝説2024」のSSS席、SS席の非売品特典についても早くも言及していた。

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