4人組バンド「KEYTALK」の脱退を発表したベース&ボーカルの首藤義勝が13日、自身のX(旧ツイッター)を改めて更新し、脱退した詳細な理由を説明した。
この日、午後0時に脱退を発表した首藤は、午後9時に改めて「KEYTALK脱退に関しまして」と題する文書を投稿。「私首藤義勝のKEYTALK脱退に関しまして、混乱を避けるため最低限の発信に留めて おりましたが、多方で誤解を生み説明をせざるを得ない状況になりましたので、報告させていただきます」と書き出し、「2014年頃から私が作詞作曲した楽曲に関する楽曲批判、活動方針の提案の無視 など、耐え難い状況が生じ始め、ここ数年はグループ内で孤立を深めていた状況でした」と10年近くグループ内で孤立していた状況を説明。
続けて「今年のアコースティックツアー及び秋の全国ツアーも私1人で全て立案やブッキン グを行いましたが、提案の連絡を入れても返信すらまばらな状態でした。先日心身ともに限界に達し、緊急入院ならびに休養をいただきました。適応障害ならびに急性胃炎という診断でした。 退院及び医師の許可が出たタイミングで早期の復帰を申し入れましたが、先に申した通り私の意見が通るチーム状況ではありません。終いにはここ数日、全ての連絡が無視される状況になり、脱退の申し入れに関しても誰からも返答が貰えませんでした。最後の話し合いの中で、3名から首藤と共に活動できないと意思伝達がありました」と明かした。
最後に「皆様におかれましては、表面上の先入観や憶測で事態を判断いただくことをお止めいただけますと幸いです。私首藤義勝は本日を持ちましてKEYTALKを脱退致します。たくさんのご声援ありが とうございました。 本件に関する発信はこれにて終えさせていただきます」と自らの脱退の話題に終止符を打った。
KEYTALKは2009年に結成し、13年11月にメジャーデビュー。19年発売の「アカネ・ワルツ」が日本テレビ系ドラマ「探偵が早すぎるスペシャル」の主題歌に、20年発表の「サンライズ」がモバイルゲーム「実況パワフルプロ野球」のタイアップソングに採用されるなどした。今年6月24日に首藤が体調不良で休養し、6月25日から始まった「KEYTALK Acoustic Tour 2024」およびイベントには3人体制で出演することが発表されていた。