嵐の松本潤(38)が主演を務める来年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜・後8時)の新キャストが14日、番組公式ツイッターで発表された。
既に織田信長役の岡田准一や豊臣秀吉役のムロツヨシなどの出演が決まっているが、この日は発表第4弾。今川氏真役を溝端淳平が演じることなどが明らかになった。
また、今川氏真に嫁いだ北条氏康の娘・糸は志田未来が決定。関口氏純役は22年ぶりの大河出演となる渡部篤郎が演じる。そして巴役には真矢ミキ、家康と激戦を繰り広げるは鵜殿長照役は野間口徹が決まった。
その鵜殿長照の妹・お田鶴役は関水渚が決定した。お田鶴は、今川家の家臣・飯尾連龍に嫁ぐが、夫亡きあとは城主として曳馬城(のちの浜松城)を守った芯の強い女性。「このすばらしい役を初出演の大河ドラマで演じさせていただけること、大変うれしく思います。お田鶴として生きられる日々を楽しみながら、生き生きと演じたいと思います」と期待を寄せた。
瀬名と命運を共にする少女・たねを演じるのは、15歳の豊嶋花。たねは瀬名と命運を共にする少女で、名門関口家の侍女として、瀬名の世話をする。元康が織田方に転じたことで、瀬名とともに捕らわれの身となる。武家の娘らしく、信念を持ち義理堅く、苦しい中でも瀬名やその子たちを献身的に支え続ける――という役柄だ。
豊嶋は「たねは、侍女として名門関口家に仕えているものの、自分の芯をしっかり持った強い少女だと思います。瀬名の側近であるたねは、どんな人だったのか自分の中で想像力を膨らませて、精いっぱい演じたいです」と意気込みを寄せた。