元HKT48のタレント、指原莉乃(30)がプロデュースする11人組アイドルグループ、=LOVE(イコールラブ)の齊藤なぎさ(19)が13日、パシフィコ横浜国立大ホールで卒業コンサートを行った。
約5000人が歓喜する中、2017年9月のデビューから5年4カ月のアイドル生活を振り返った齊藤は「こんなにたくさんの方に私やイコラブのことを見ていただけて幸せ」と感謝し、「最後まで思い出を作りたい」と笑顔を見せた。
この日は指原が書き下ろしたという卒業記念のソロ曲「君だけの花道」を初披露したほか、グループでデビュー曲「=LOVE」や新曲「Be Selfish」など24曲を元気に歌い踊った。
アンコールではピンクのドレス姿に身を包み、「この5年間は短いようで長いようでやっぱり短かった」と涙ながらに振り返り、「私はイコラブやみんなのことが大好き。アイドルという職業が大好き。アイドルになって楽しかったし、幸せだった」としみじみ。「みんなに成長したねって言ってもらえるように頑張ります」と誓った。
恩師の指原は「見送るのはとても寂しいけど…『俳優齊藤なぎさ』と『国民的アイドル=LOVE』と『タレント指原莉乃』がどこかの番組で共感する「いつか」を楽しみに送り出したい」とメッセージを寄せた。
終演後には報道陣の取材に応じ、21日から芸能事務所、エイジアクロスに所属して女優として活動していくと発表。憧れの女優は長澤まさみ(35)と満島ひかり(37)で、「演技がすごく好き。学園ドラマとかCMとか色んな事に挑戦してみたいし、いろんな幅の役に挑戦してみたい。歌を歌うことも好きなので続けていきたい」と声を弾ませた。