女優の黒木華(33)が25日、東京・多摩市のパルテノン多摩で開かれた「第15回TAMA映画賞授賞式」に出席した。
黒木は、菊地凛子(42)とともに本年度最も心に残った女優を表彰する「最優秀女優賞」を受賞。10年前にTAMA映画賞で「最優秀新進女優賞」を受賞した黒木は「戻ってこられたことが大変うれしく、ありがとうございます」と喜んだ。
黒木の受賞対象作品は「せかいのおきく」「ヴィレッジ」「映画イチケイのカラス」「ほつれる」「#マンホール」。黒木は「いろんな映画に参加することができ、幸せな毎日を過ごした」と振り返った。
「せかいのおきく」の阪本順治監督が祝福に駆けつけ、「初めてご一緒したんですが、関西弁が飛び交うこともあったし、たまにため口きかれるし、とっても楽しい現場でした」などとユーモアを交えてコメントし、笑わせた。
最優秀作品賞には「怪物」「雑魚どもよ、大志を抱け!」が選ばれた。