麻原彰晃の隠し部屋を発見した元警官が明かす逮捕秘話 「何かある」

麻原彰晃の隠し部屋を発見した元警官が明かす逮捕秘話 「何かある」

教祖の逮捕劇を実演する生島ヒロシ(左)と牛島寛昭氏

(スポーツ報知)

 オウム真理教の教祖・麻原彰晃死刑囚(享年63)に手錠をかけた元警視庁警部補・牛島寛昭氏が10日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月〜金曜・前5時)に出演した。

 1995年3月20日の地下鉄サリン事件から2か月後の5月16日。山梨県上九一色村のオウム真理教の教団拠点を一斉捜索の末、麻原死刑囚の隠し部屋を突き止め逮捕に至った。逮捕当日、フジテレビ「おはよう!ナイスデイ」でキャスターをつとめていたパーソナリティの生島ヒロシから「今、考えてみるとどうですか?」と聞かれると「はっきり言って、夢のような話ですよね」と笑顔を浮かべた。

 殊勲者の牛島氏は、実は“さくら要員”。「検挙班という捕まえる専門組織がありまして。当時、私は参加しましたけど逮捕するのは検挙班ということで“さくら”みたいな感じでした。人数が大勢いないと信者に暴れられたりすると困るんで、人数を整えて。私たちは最初『邪魔をするな』って言われてたんですよ。『決して邪魔をしないように』と。その私がまさか、逮捕できるとは夢にも思っていませんでした」と振り返る。

 突入の際、牛島氏は後方で信者を機動隊に渡す係だった。だが、一斉捜索は4時間に及んでも麻原死刑囚は見つからない。そんな時、第6サティアンの中に入ることを許可された牛島氏は、ある光景を思い出した。

 ゴールデンウィークの昼間、第6サティアンの警戒に行っていた際「信者が3階と2階の窓から、中間地点に換気扇のカバーみたいなものを着けていたんです。それをたまたま私、見たんですけど『何、やってんのかな?』と思った」ことが記憶によみがえったという。

 「何かある」とピンときた牛島氏は「実は探したいところがあるんですが、いいですか?」と小隊長に伝え、許可をもらってついに隠し部屋を発見した。牛島氏は11日も登場し、アッと驚く麻原死刑囚の言葉や逮捕劇を語る。

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