今作は科学犯罪対策室を創設した小比類巻(ディーン・フジオカ)が、アドバイザーとして天才科学者・最上友紀子(岸井ゆきの)を迎え、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当。事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく一方で、最愛の妻を亡くした警察官僚・小比類巻の家族愛の物語ともなっている。
第8話では全身の血液が全て失われた女性の遺体が発見される。小比類巻、最上、長谷部(ユースケ・サンタマリア)が解剖室で見たのは、小比類巻の妻・亜美(本仮屋ユイカ)そっくりの女性の遺体だった。
次第に明らかになる亜美の秘密と、榊原(加藤雅也)の真の目的。その発端となる32年前の“悪魔の子事件”とは。そして星来(鈴木凜子)に魔の手が伸びる。そんな星来に近づく謎の女性を鷲見が演じる。
鷲見は自身が演じる沙也香について「悪に加担しているという、いわゆる“悪の組織の一味”と言ってしまえばそうなのですが、一人の人として見たときに、とにかく榊原先生の考えや教え、生き方、やり方すべてを崇拝している、信心深く忠誠心にあふれた人です。私も沙也香ほどは心酔しないまでも、憧れの人はいますので、悪い気持ちというより、ある種純粋な気持ちで『先生は私のすべてだ』と自己暗示をかけながら臨みました」とコメント。
共演シーンの多かった加藤のほかにも「岸井ゆきのさんは、その場にいるだけで本当に雰囲気を明るくする方だなぁと思いました。全現場に岸井さんがいてほしい(笑)。あんなチャーミングな方、みんな好きになってしまう! すっかりファンになりました」とメロメロに。
さらに「医療現場のシーンは初めてで、難しい用語が飛び交ったり、注射を打つシーンがあったりと、かなり苦戦しました。しかも、防護服がとにかく暑くて苦しくて視界も悪くて…。難しかった分、みなさんと協力して乗り越えた達成感がありました」と手応えもにじませている。