俳優で歌手の高野洸(26)が13日、東京・Zepp Hanedaで、ソロCDデビュー5周年記念ツアー「高野洸 5th Anniversary Live Tour 『mile』〜1st mile〜」初日公演を開催した。
今ツアーは高野自らがライブ出演を手がけ、ダンサーに加えて、初のバンド演奏スタイルで実施。さらに、初のピアノ弾き語りを披露して1200人のファンを魅了した。ピアノ弾き語りについては「リハーサルでもやっぱり繊細だなって思いました。やっぱりプロはすごいなって。まだまだ実力が未熟なんですけど、それでもお客さんに届ける気持ちで精いっぱい弾きたいと思います」と本番前に語っていた通り、一生懸命な姿を見せた。
09年にDream5としてデビューし、16年にソロとしての活動を本格化させた。映画やドラマ、舞台などに多数出演し、今年は舞台「キングダム」で主演を務めた。歌手活動では、19年1月30日に1stシングル「LOVE STORY」をリリースし、24年1月30日にCDデビュー5周年を迎える。
5年間での成長を問われると「音楽性ですかね。自分のやりたい曲調だったり、見せたいもの、自分と合うなって自分が思えるもの、自分はこの曲だったらテンション上がるとか、そういうのがだんだんと見つかってきました」と音楽面での感受性が豊かになったようだ。
今ツアーは、この日を皮切りに、全6都市9公演となる。11月8、9日には地元・福岡での開催となり「今回はライブハウスということで、より近い状態でいろんな場所の皆さんとお会いできるのはうれしいし、より一体感のあるライブになるんじゃないかなって思っています」と気合が入る。
ライブの最後には、24年1月7、8日に、東京ドームシティーホールでの追加公演開催を発表した。「Zepp Haneda本当に楽しかったです。またお会いしましょう。またライブ来てくださいね。ありがとうございました」とファンへ感謝の言葉を投げかけた。