俳優の高畑淳子(68)が20日、大阪市内で行われた舞台『4000マイルズ〜旅立ちの時〜』の囲み取材に出席した。放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、ヒロイン・舞の祖母・祥子役を演じたのに続き、今回の舞台では91歳のおばあさん役に挑むとあって「同じだったって言われないようにしないと」と意気込んだ。
2011年にオフ・ブロードウェイで初演され、12年に「オビー賞」ベスト・ニュー・アメリカンプレイを受賞、13年には「ピューリッツアー賞」最終候補となるなど、世界各地で話題を呼んだヒューマンストーリー。アメリカ西海岸から東海岸へ、僕(岡本圭人)と祖母(高畑)のめぐりあいを描く。
高畑は『舞いあがれ!』に絡めて、「五島(列島)のおばあちゃんは、自然を相手に闘っている」「自分の倫理観があって多くを語らない」とした上で、今作で演じる91歳のヴェラについて「孫と一緒に考えるタイプ」だと説明した。その性格にふれて「うかつで『あの男はベッドがつまんなかった』とかボロボロ言うんです」とはにかんだ。
また、「朝ドラを見て劇場に行ってみようという方もおられるでしょうね」と期待を込め、「同じだって言われたらどうしよう」とはにかみながらも「また違ったおばあちゃんだったねって言ってもらえるように頑張りたい」と張り切った。さらに「『舞いあがれ!』の方が良かったなでもいい。それが(演劇への)糸口になれば、役者冥利に尽きます」としみじみ語った。
12月12日〜28日に東京・シアタークリエで上演。その後、大阪公演(2023年1月7日〜9日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)、愛知公演(1月11日・12日、日本特殊陶業市民会館ビレッジホール)、香川公演(1月15日、レクザムホール大ホール)が予定される。

