蒼井まもる氏による同名漫画をドラマ化。高校2年生の福(桜田)と、幼なじみの恋人・宝(細田)の関係は親も公認で、自然な流れで愛し合い、結ばれる。そして、福の妊娠が発覚。決してなかったことにできない現実に悩み、葛藤する2人は、本当に子どもを産んで育てられるのか…。
第5話では、妊娠検査薬を使って陽性が出た福が、宝にその事実を打ち明けるも、本心とは裏腹の言葉を次々とぶつけ、つかまれた手を振りほどいてしまう。翌日、意を決して1人で以前も訪れたクリニックへと向かう。
野田先生の口から“妊娠、してますね”を告げられた福は、思わず息をのみ、その脳裏には宝や晴美(石田ひかり)の顔が思い浮かぶ。さらに、エコーの映像を見せてもらった福は、画面の中で小さく、それでもしっかりと動いている心臓を目にして…。
■産婦人科医役で板谷由夏がゲスト出演
野田先生役で、板谷由夏がゲスト出演。「オファーをいただいた時は、“高校生の妊娠”を描く、いろいろな意味で、トライな作品だなと思うと同時に、テーマ性のある作品に参加でき、うれしく思いました。演じる野田先生は産婦人科医であり、桜田ひよりさん演じる福に、命に関わる大切な話をしなければいけない立場だからこそ、あまり感情を含みすぎないように心がけました。桜田さんは、お芝居への集中力が素晴らしく、感動しました」と撮影を振り返る。
そして「私も息子が2人おりますが、我が家も(センシティブな話も)きちんと話さなければならないなと、感じました。同じ男性として事情を把握しやすい父親とも、女性である母親ともオープンに話せたらいいですね。日々撮影に取り組んでいるスタッフ、出演者の皆さんの大事にしたい気持ちが伝わるドラマだと思います。ぜひご家族でご覧ください」とコメントした。