高嶋政宏の先祖は北海道の名物郷土料理考案?母方の高祖父は英学校開校、超良血「華麗なる一族」

俳優高嶋政宏(58)が6日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」(午後7時30)に出演。自身のルーツに迫った。

政宏は父高島忠夫、母寿美花代、弟は高嶋政伸、いとこは高嶋ちさ子の芸能一家で育った。ルーツは兵庫・御影。いとこのちさ子によると、政宏の祖父信夫は「遊び人、プータロー」だったという。番組によると、琵琶をたしなむ自由人で、御影の土地を切り売りして生計を立てていた。

母方の5代前、齋藤三平さんは南部藩から北海道(北斗市)にわたっていた。政宏は幼少期から親戚に齋藤さんが北海道名物の郷土料理「三平汁」を考案したと聞かされていた。NHKの取材によると、齋藤さんの時代よりも前から「三平汁」の記述はあったというが、北斗市郷土資料館の学芸員は「いかなる理由があれ、後世の人たちにとって、インパクトある三平さんといえば茂辺地(北斗市)の三平さん。それが三平汁というものと、齋藤三平さんと結び付けられることが多い理由なのかなと思います」と見解を述べた。

政宏の母方の高祖父、齋藤実尭さんは北海道から江戸に出て英語を勉強。のちに東京・小川町に、日本で3番目となる女子英語学校の芳英女学校を開校した教育者だった。学があった実尭さんはのちに愛知・田原市にわたり“セメントの祖”として街に貢献していったことも明かされた。

画面が切り替わり、スタジオの政宏は「三平汁は盛った話だったんだなと。父は知ってるかと何度も話していた。父は信じてたんじゃないですか」と語った。高祖父、齋藤実尭さんが女子英語塾を開校していたことについては「知らなかった。名士がいたなんて知らなかった」と語った。

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