本作は、グラビアムック「グラビアザテレビジョン」での連載からのスピンオフ作品。頓知気がリスペクトする写真家の新津保建秀、笠井爾示、Takeo Dec.、桑島智輝、東京祐がコラボレーションした至高の一冊となっている。
イベント前の囲み取材に応じた頓知気は、「今回は好きなカメラマンさん5人を指名して撮っていただきました。今まで連載で別々に出していたものが1冊になることで、カメラマンさんによってこんなに見え方が違うんだという驚きを感じられる作品に仕上がっていると思います。私も違う世界観を表現する写真集にしたかったので、すごくうれしいです」と本作にかける思いを告白。
指名した5人のカメラマンはすべて初対面だったそうで、「現場では対談もさせていただいたんですけど、カメラマンさんの個性がすごく印象深かったです」と振り返り、「Takeo Dec.さんが撮ってくださった1枚がお気に入りです。5人の中で王道グラビアをやっている方なので、見ている中で一番王道な私が写っているんじゃないかなと思いました」と理由を明かした。
そんな写真集を「120点！ 満点よりもたくさん盛れたかなと思います」との自己採点すると、「次に写真集を出すならベトナムや台湾で撮ってみたい。行ったことはないんですけど、アングラ感というか雑多な感じが好きで、私は都会よりもそういう所の方が似合うんじゃないかなと思っているので、そんな自分の写真を見てみたいです」と夢を膨らませた。
また、写真集に向けてどのように体作りをしたか聞くと「けっこう苦手な分野で(笑)。連載の総集なので撮影期間が半年くらいあるんですけど、最初の桑島さん(の撮影時は)は一番太っていましたね。ちょうどムチムチになろうかと“デブエット”をしていたのもありました」という。
「80〜90年代のアイドルが好きで、特に河合奈保子さんに憧れているんですよ。デブエットで体重を増やしていたのも、河合さんが若いころにムチムチしていてかわいらしかったから。きゃしゃな感じだと色気が出ないのもあります。YouTubeで河合さんの映像を見ると、品があって、色気があって、話し方もかわいらしいので、そういう女性になりたいです」と大人の理想像を明かした。
最後に「大人な一面を見れる写真集になっています。ぜひ見て下さい」とアピールして、締めくくった。
