露出増のオセロ中島“洗脳騒動”の呪縛は解けた? 渡部&宮迫の失敗でキー局は慎重姿勢

 最近、ネットニュースでよく目にするようになったのが元オセロ・中島知子(50)の名前だ。

 昨年末、かつてレギュラーを務めていた「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)に16年ぶりに出演。今年も4月には「有吉ゼミ」(同)、「爆笑そっくり紅白歌合戦」(フジテレビ系)に出演し、先月も「さんまのお笑い向上委員会」(同)に2週続けて出演した。

「中島はひな壇に並ぶ『ずん』の飯尾和樹、陣内智則らを圧倒するほどのキレ具合で、明石家さんまも認めるほどでした。これを見た各局が『中島を使いたい』と感じたことでしょう。ただ、だからといって、今の地上波は一度失敗した芸能人に対して決して寛容ではありません。その流れをつくったのが、元『雨上がり決死隊』の宮迫博之や『アンジャッシュ』の渡部建で、特に渡部は20年6月の不倫騒動以来、2年が過ぎても地方局の千葉テレビ以外は距離を置いています。中島の場合は渡部ほど視聴者が嫌悪するような失敗ではありませんでしたが、キー局がレギュラーで使うとなると、やはり慎重にならざるを得ないというのが現実です」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 中島に“洗脳騒動”が持ち上がったのは、2011年のこと。4月から体調不良を理由に長期休養に入ったが、その3カ月後に、「占い師による洗脳が休業の理由」と週刊誌が報じたことで騒動が拡大。

 その後、中島が当時、自宅として借りていた高級マンションの家賃が払えず立ち退きを命じられるも、その占い師と籠城のような形で居座り続け、マンション前には連日マスコミ各社が張り込むという状態に。最終的に親族によって連れ出されたが、その後も復帰することなく13年4月に松竹芸能を退社。オセロも解散した。

 当時の騒動について、中島は7月25日、「かまいたち」がMCを務めるABEMAの冠番組「ぜにいたち」で説明。11年に所属事務所だった松竹芸能と独立の話し合いを続けていたところ、突如、洗脳騒動の話がマスコミに広がり、「気づいたらマンション前が工事現場みたいに」なっていたという。「本当のことを言っても違う話に。おどろおどろしい話にされるんですよね」と、洗脳騒動は真実ではなかったと主張した。

■完全復帰はしばらく先か

 現在、中島は拠点としている大分県で冠番組を2本、福岡県で1本のレギュラー番組を持ち、CMにも出演している。洗脳騒動も払拭されたかに見えるが……。

「まだしばらく時間がかかると思います。というのも、現在彼女がキー局に出演できているのは、“怖いもの見たさ”であったり、“タブーにどこまで触れてくれるのか”といった、あくまで“洗脳騒動ありき”の出演です。中島さんもそのことを理解した上で、コンプライアンスに引っかからないギリギリのところを攻めてくるから面白いのです。この流れで一周した時、果たして彼女が新たにどんな芸を見せてくれるのか? そこを見極めない限り、完全復活にはもう少し時間がかかると思います」(民放関係者)

 とはいえ、実力は申し分なし。見渡せば、ライバルとなる毒舌芸人もおらず、中島の活躍の場は用意されていると言っていいだろう。

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