■ちゃんと興奮していただけるか考えながら
身長175cm、Gカップという日本人離れしたスタイルを武器に、“霊長類最強グラドル”として活躍する染谷。今回の写真集は「セクシャルツアー」をテーマに、和民家、プライベートビーチ、BAR、納屋、SMルームなど、行く先々で用意された妖艶な衣装に染まり、汗に溺れて、乱れていく、大人のためのファンタジー作品となっている。
白いドレスに三角巾で左腕を吊って登場した染谷。取材前に「けがをしてしまいまして…」と二日前に熱中症で転倒して骨にひびが入ってしまったことを明かした。
3冊目となるヘアヌード写真集発売について「ヘアヌード写真集に第3弾ってなかなかつながらない単語だと思うんですけど、3冊目まで出させていただいたことに、ありがたいなと思っています」と感謝。
「1冊目と2冊目を出した時のドキドキ感というよりも、サプライズっていう意味では敵わないので、(3冊目は)これを見てくれた方が今回もちゃんと興奮していただけたりとか、『良い物を見たな』って思っていただけたらうれしいなと思って作らせていただきました」と作品への思いを語る。
「自分は精いっぱい作らせていただいているんですが、分からなくなる時があるので周りの方に聞いてみたんですけど、『一番興奮した』って言っていただけました。すごくうれしかったですね。私も特に後半のページは“これはお宝ショットだな”っていうような、文字通り光っている写真とかもありますので、ぜひそこは第3弾として恥ずかしくないような写真集ができたかなと思っています」と、完成した写真集に自信を見せた。
■テーマは「セクシャルツアー」
内容については「『セクシャルツアー』というのがテーマで、主婦として日常を過ごしている私、いつも変わらないルーティーンを過ごしている女性に、ある日セクシャルツアーへのお誘いの手紙が届くんです。普段だったらその場所から一歩踏み出すか迷ってしまうけど、それを機会に踏み出してみようかということで物語が始まっていくような写真集になっています」と、ストーリーがあるとのこと。
撮影は4月に沖縄でスタート。その後、埼玉・飯能の古民家、東京・麻布十番でも撮影したと言い、「だんだん都心に近づいてくるということで、そこも(主婦が)一歩踏み出して、沖縄で開放的になって、だんだん現実に戻っていくけど、沖縄に行く前の自分とは少し違って、開放感を携えたまま都内に戻っていくというところが結構お気に入りかなと思っています」と、撮影の順番も写真集のストーリーにリンクしていたと明かした。
■“霊長類最強”のキャッチフレーズに「感謝」
“霊長類最強グラドル”というキャッチフレーズで活躍しているが、染谷は「本当に大げさだなって(笑)。でも、やっぱりそのワードで覚えていただくことっていうのは多くて、今は本当に感謝しているし、自分の中でもモチベーションになるというか、そのキャッチフレーズに負けないように、がっかりされないように日々過ごしたいなというふうに思っています」と心境を語る。
そんな染谷が選んだお気に入りカットには、鉄格子にヒップの割れ目を押し付けている写真。「赤い衣装と鉄格子で、なんか挑発するような、ちょっと強めな写真になったかなって。麻布十番のアルファインっていう老舗のSMホテルで撮った写真なんですけど、本当に昔からある建物で歴史を感じるような場所で、そういった所で自分が写っているっていうことでも特別な写真になったかなと感じています」と理由を説明した。
■DDT飯野“セクシー”雄貴がライバルに
しかし、このシチュエーションの写真に「私唯一の写真だと思っていたんですけど、DDTプロレスの飯野“セクシー”雄貴さんが同じことをやられていたんです。『ライバルがいる!』と思って、ちょっとドキドキしました。セクシーというところでもキャラクター被りがあるんですけど、負けないような写真が今回の写真集にも収録されているので、私は私の武器でこれからも“霊長類最強”の名に恥じないように頑張りたいなと思います」と思わぬライバルの存在を明かしつつ、意気込みを語る。
そんな“ライバル出現”について、スポーツ紙記者から「セクシー対決に向けて“宣戦布告”的な(メッセージを)いただきたい」と求められると、「人生で初めての宣戦布告になるので不慣れなんですけど(笑)、私はグラビアアイドルとして写真で宣戦布告できたらいいんですけど、こんな姿(腕を負傷)だし…でも、お尻では負けないと思っています。いつか“柵ばさみ”で対決させてもらえたらうれしいなと思っています(笑)」と応えてみせていた。