電撃ネットワーク 南部虎弾さん急死後初パフォーマンス「まだ辞めるって聞いてない」

電撃ネットワーク 南部虎弾さん急死後初パフォーマンス「まだ辞めるって聞いてない」

ステージに立った電撃ネットワークの(左から)今日元気、ランディー・ヲ様、リチャード・ジョーダン、ダンナ小柳

(東スポWEB)

 過激パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」が27日、リーダー・南部虎弾さんの他界後、初となる公の場に立った。南部さんは脳卒中のため22日に死去した。

 この日出演したステージは、昨年の時点でスケジュールが確定しており、本来であれば南部さんも出演予定だった。しかし訃報を受け、グループはお通夜式を控えており、今回の出演についてかなり悩んだという。それでも何があっても揺るがない〝芸人魂〟がメンバーの足をステージへと向かわせた。

 ステージに上がるわずか30分前、メンバーがインタビューに応じた。南部さんはどんな存在だったかについて、ダンナ小柳は「仕事もプライベートも一緒だった。共通の知り合いも多かったので、自分の家族以上にいた時間が長かったかな。それこそ四半世紀。メンバーっていう感覚もあるけど、血がつながってるような感じでした」と笑顔で明かす。

 常に一緒の2人はケンカも多かったが「直近のケンカもくだらなかったよ(笑い)。一緒に飲み会に行って、酔っ払いすぎてケンカになってね」とまさに〝ケンカするほど仲が良い〟関係だったようで、ランディー・ヲ様も「本当にくだらないんです。どこのラーメンがおいしかったとかでケンカしてました(笑い)」と暴露した。

 今日元気は「自分はランディーどうなってんだって怒られるし、リチャード(ジョーダン)はいつ来るんだって怒られてました…。ストレスをぶつけられてましたね…」とおどけると「愛のムチでしたよね」と南部さんから受けた愛情を振り返った。

 この日、メンバーは終始温かくインタビューに対応。「皆さん、すごく明るい印象を受けます」と伝えられると、小柳は「今は枯れ果てた。枯れた」とポツリとこぼした。

「南部さんって〝パーティーキング〟って言われてたんですよ。何かの集まりがあると、どこでも顔を出すんです。南部さんの交友関係は半端ない。だから(各方面からの)対応とかに追われすぎちゃって、悲しんでる時間がウチらには全然ない。葬儀とか終わってやっと、みんなが個々にグッとくるんじゃないかな」と涙を流すことも許されない状況を〝枯れた〟と表現した。

 そんな状況でも、観客にパフォーマンスを届けることを選んだ。小柳は「南部さんが抜けて1人少なくなりましたけど、勢いがなくなったとは言われたくないので、南部さんがいた時以上の電撃ネットワークを見せます」と宣言。今日元気は「まだ(南部さんから)辞めるって聞いてないんです」とニヤリと笑うと「今日も一緒にステージに立ってきます」と話し、準備へと向かった。

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