俳優の阿部サダヲ（５２）が７日、都内で行われたＷ主演映画「死刑にいたる病」の公開記念舞台あいさつに、岡田健史（２２）、岩田剛典（３３）、白石和彌監督（４７）と登壇した。櫛木理宇氏の同名小説を原作にしたスリラーサスペンスで、阿部は連続殺人鬼役を演じている。
作品にちなみ、病的にはまっているものを問われ、阿部は「爪が顔」と書いたボードを掲げた。「撮影後に爪をよく見るようになって、見てると爪が顔に見えてくるんです。左手薬指の爪をずっと見てると天海祐希さんに見えてきて、そこまでいってますんで」と珍回答。岡田に「見てごらん」と爪を見せると、「いやー」と苦笑い。その後、阿部は「ねえ、天海さん」と自分の爪にほほえみかけていた。
Ｗ主演を務めた岡田は「初めて自分の芝居を面白いと、純粋にこの作品を見てほしいと強く思えた作品でした。（周囲から）今までに無いくらい褒められてますね」と思い入れの作品になったと明かした。
参加予定だった中山美穂（５２）は体調不良のため欠席した。
