歌手の長渕剛が16日、待望の新曲「OH!」をデジタル配信リリースした。
生きるために、前に進むために拳をあげるナンバー。歌詞には希望を見失い、神にさえ怒りをぶちまけたくなるような、闇の中でもがく人物像が見える。
絶望の中で生きる意味を見失い、もがくが、ふと我にかえる瞬間がある。死んでたまるか―。「ハレルヤ」と叫び、生きている瞬間に感謝する。どんな苦しい状況でも、そこからはい上がり、立ち上がれるかは自分次第だが、置かれた状況は自分だけのことではないと、長渕の詩が語りかける。
誰でも苦しい時は一人。そこから抜け出した時、一人じゃないことに気づく。見渡せば、誰もが生き抜くために闘い、拳をあげている。「生きる」ことへの苦しみが、「生きている」ことへの喜びに変わる時、人はまた大きく成長する。そんな思いの込められた楽曲ができ上がった。
6月24日から全国ツアー「2023 OH!」(神奈川・よこすか芸術劇場ほか14か所20公演)がスタート。全国に拳を上げる。