2人は同商品のイメージキャラクターを務め、放送中のテレビCMにも出演。昨年『M-1グランプリ』でチャンピオンとなり、芸歴25年にしてブレイクした錦鯉が、昭和に大ヒットし、発売から約40年の「チョロQ」の“進化して爆走するさま”を表現しているとして起用された。
イベント終盤で漫才を披露することになると、渡辺隆は「すごいハードルの上がり方ですけど、やりたいと思います」と少し緊張した様子。長谷川の「『チョロQ』になりたいんだよね!」というボケを軸とした漫才が展開された。最後には、倒れ込んだ長谷川をゆっくりと渡辺が寝かせるという、『M-1グランプリ』のネタを彷彿(ほうふつ)とさせるような形で終了すると、会場は爆笑に包まれた。
イベント後の取材に応じた長谷川は漫才を振り返り「思ったより気合が入り、動きすぎて目が回ってしまい相方の手を強く握りしめてしまった。一瞬ちょっとヒヤッとした(笑)」と苦笑。渡辺も長谷川がふらつくのは予定になかったといい「完全にめまいが起こってましたね(笑)」とツッコみ、「僕らの中で一番まさのりさんの言葉の少ない漫才でした」と明かした。
「チョロQ」は“チョロチョロ走るキュートなクルマ”をキャッチコピーに、1980年に発売されたデフォルメミニカー。今年新たに発売される「チョロQ」は、昨今の自動車EV化への流れに着想を得て、ゼンマイからモーターを使ったプルバック遊びができる「チョロQ」に進化。プルバックを1回すると直進、2回でランダムターン、3回でバックスピンするなど、プルバックする回数で走り方が変わる。別売りのコントローラーを使うと、「チョロQ」をリモートコントロールできるほか、コントローラーを使ってのプログラミング入力も可能で、自分だけの走りを楽しむことができる。