俳優鈴木亮平(40)が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「下剋上球児」(日曜午後9時)第3話が29日、放送された。放送時間帯には「#下剋上球児」がX(旧ツイッター)の日本のトレンドにランクインした。
第3話では、「教員免許を持たずに高校教師をしていた」という衝撃の事実を山住(黒木華)に打ち明けた南雲(鈴木亮平)が、おまけに年度いっぱいで教師を辞めるつもりで、野球部の監督もこれ以上は続けられないと語る。強豪の星葉高校との練習試合で惨敗したものの、チームの今後に可能性が感じられた矢先の南雲からの話に山住は動揺を隠せない。
そんな中、バッティングセンターで地元の会社員に絡まれてしまった越山高校の生徒たち。野球部主将・日沖(菅生新樹)の弟で南雲のクラスの生徒である壮磨(小林虎之介)が相手の挑発に乗ったことで、不可抗力ながら暴力事件へと発展してしまう。
一方、南雲家では美香(井川遥)に、以前勤めていた会社から1年間だけ復帰してくれないかと声がかかっていた。子どもたちを置いて東京には行けないと話す美香に、南雲は自分が教員免許を持っていないことを言い出せずにいた。
Xには「球児たちの成長を見ながら大号泣」「1話完結が主流になりつつある中で、次回が気になるこの感じもドラマ最高に好き」「兄弟愛もチームワークも泣く」などの声が。さらに、南雲の無免許に「どんなに良い先生でも無免許はっていう人と、南雲先生の過去を知る人を消していくしかないという人に分かれている」「無免許が引っ掛かって集中できない!」「これなんてサスペンス?」などのコメントも寄せられている。
同ドラマは「最愛」「MIU404」ほかヒット作を生み出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督の日曜劇場での初タッグ作品。さらに2人の作品の脚本を数々手掛けてきた、奥寺佐渡子氏がストーリーを紡いでいく。弱小高校野球部を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメントドラマだ。


