ロンドン在住のシンガー・ソングライター、鈴木ナオミが３０日、東京・築地のＢＬＵＥ ＭＯＯＤで能登半島地震の被災地支援チャリティーコンサートを行った。
鈴木はこれまで世界中の災害復興支援活動を企画。２０１１年の東日本大震災発生当時は肝機能障害など重篤な病を抱えていたが、被災者からのメッセージに奮起。親交の深い夏木マリ（７２）らと復興支援ソングを制作して話題となった。
今回は「昭和歌謡」をテーマに女性４人組コーラスグループ、ＳＵＩＴＥ ＶＯＩＣＥをゲストに迎え、ファンのリクエストに応える形で構成。
大歓声に迎えられてステージに登場し、「能登半島地震の被災地支援ということで、皆さん、一緒に盛り上げて応援したいと思いますので、よろしくお願いします」と笑顔。オフコースの名曲「Ｙｅｓ−Ｎｏ」や沢田知可子（６０）のヒット曲「会いたい」のほか、オリジナルの代表曲「Ｉ ｄｏｎ’ｔ ｗａｎｎａ ｌｅｔ ｙｏｕ ｇｏ」や世界のラジオチャートを席巻中の新曲「Ｓｈｉｎｅ Ａ Ｌｉｇｈｔ―共犯者―」などを情感たっぷりに熱唱した。
６月１日に仙台・ｓｔａｒｄｕｓｔ、同２９日にロンドン・Ｗｏｒｌｄ Ｈｅａｒｔ Ｂｅａｔ Ｅｍｂａｓｓｙ Ｇａｒｄｅｎｓでも実施。コンサートの必要経費を除いた収益全額は石川県庁に寄付される。
