釜山国際映画祭 オープニング作に「韓国が嫌いで」=10月4日開幕

釜山国際映画祭 オープニング作に「韓国が嫌いで」=10月4日開幕

韓国映画「韓国が嫌いで」のワンシーン(BIFF提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

(聯合ニュース)

【釜山聯合ニュース】韓国南部の釜山で10月4〜13日に開催される第28回釜山国際映画祭(BIFF)のオープニング作品とクロージング作品が決まった。

 オープニング作品は韓国のチャン・ゴンジェ監督の「韓国が嫌いで」(原題)が選ばれた。2015年に出版された韓国の作家チャン・ガンミョンの同名小説を原作とする。

 映画は、20代後半の主人公ケナが幸せを求めて家族や恋人を残しニュージーランドに渡る物語を描いた。女優コ・アソンがケナを演じた。

 評論家たちは「若い世代の空気と情緒を捉え、素朴だが激しい青春の記録」だとし、「幸福に関する切実な問いを投げかけている」と評価している。

 チャン監督は多数の短編映画を発表した後、「EIGHTEEN〜旋風〜」(2009年)で長編映画デビューを果たした。「眠れぬ夜」(2012年)で第13回全州国際映画祭の韓国長編部門大賞と観客賞を、「ひと夏のファンタジア」(2014年)で第19回釜山国際映画祭の韓国映画監督組合賞などを受賞した。

 クロージング作品は中国のニン・ハオ(寧浩)監督の「映画の皇帝(The Movie Emperor)」(原題)。

 ニン監督の作品がBIFFのクロージング作品に選ばれたのは2006年の「クレージーストーン〜翡翠狂騒曲〜」以来、17年ぶり。

 香港の俳優、アンディ・ラウ主演の「映画の皇帝」は、有名監督とスター俳優が1本の映画を作り上げる過程を描いた。

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