元プロ野球選手で野球解説者の金村義明さん(58)が23日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後8・30)に出演。交流戦好調だったヤクルトと阪神についてコメントした。
今年の交流戦について金村氏は「例年、交流戦はパ・リーグが強いんですけど今年はセ・リーグが頑張りました。阪神も頑張ったんですけどヤクルトが異常に強かった」と総括した。
現在のセ・リーグは「ヤクルト1強でその他5弱」と説明した上で「阪神もAクラスになる可能性は十分ありますし、中日もDeNAも十分Aクラス入りするチャンスは残されています」と“1強”ヤクルトに続くAクラスにはどの球団が入ってもおかしくないという。
首位を独走するヤクルトの強さについて「ベテラン、中堅、若手とバランスが良い。昨年からオフのキャンプで古田氏や若松さんやヤクルトOB全員が練習をつけるという感じでチームワークもいいですし、当分ヤクルトは落ちてこない」と説明した。
交流戦から調子が上がってきた阪神については「実力はあるんですけど開幕から9連敗して最下位独走でしたけど、交流戦に入るぐらいからピッチャーが良いといわれてたのが、大山がホームランを打ちまくって得点力が上がって勝ってるんですけどね」と好調に理由について語った。
MCふかわりょうから阪神の優勝の可能性について聞かれると金村氏は「説明してるじゃないですか!」と何度も説明させることにツッコミ。「Aクラス入りは十分あります。ヤクルトが図抜けてるからそれを追い抜くのは厳しい。クライマックスシリーズがあるので3位に入れば奇跡の優勝はあると思います」とクライマックスシリーズから日本一の可能性はあると語った。