野村忠宏氏 続発した五輪柔道の不可解判定に言及 「今回はいつもより、ん?って思うのが多かった」

 柔道男子60キロ級で五輪3連覇を果たした野村忠宏氏(49)が4日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後10・00)に生出演。パリ五輪柔道で頻発した疑惑の判定について言及した。

 柔道男子60キロ級では、銅メダルを獲得した永山竜樹が準々決勝で、待てがかかっても締めをやめなかった相手選手の技で“落ちた”状態に。立ち上がった後に相手の勝利が宣告された。その他の階級や日本選手以外の試合でもさまざまな不可解判定が物議を醸した。

 野村氏は「柔連はミスジャッジ、誤審を防ごうとさまざまな努力をしているし、ビデオチェックもしているんですよね」と運営側もフォローしているとする一方で「ただ、今回は、いつもより、ん?って思うのが正直多かった」と述べた。

 ジャッジは「選手の人生を左右するので、もっと人の目で見るものだけど、もっと厳しい審査基準設けて、誤審で涙する選手が一人でも少なくならなきゃいけない」とし、今後VAR導入の可能性を聞かれ「今はビデオ判定で、理事が目でチェックはしているんですが。今後、デジタルの力が使う時が来るだろうと思う」と見通しを語った。

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