里見香奈女流四冠が加藤桃子清麗への挑戦権を獲得 挑決で西山朋佳女流二冠を破る

里見香奈女流四冠が加藤桃子清麗への挑戦権を獲得 挑決で西山朋佳女流二冠を破る

清麗戦挑戦者決定戦で挑戦権を獲得した里見香奈女流四冠

(スポーツ報知)

 将棋の第4期清麗戦挑戦者決定戦・里見香奈女流四冠=女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花=対西山朋佳女流二冠=白玲、女王=が23日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の里見が102手で勝ち、加藤桃子清麗への挑戦権を獲得した。五番勝負第1局は7月8日、東京都千代田区で開幕する。

 前期の五番勝負で2勝3敗で失冠し、再奪取を目指す里見は「難しかったんですが、こちらの玉の堅さを生かせて指せたかなと思います」と対局を振り返り、5番勝負へ向け、「しっかり自分の中で準備をして挑めたらなと思います。目の前の対局に集中したいなと思います」と抱負を述べた。

 一方、昨年4月に奨励会を退会して女流棋士に転向し、清麗戦初参戦だった西山は「もう少し工夫して指すべきだったかなと思います。判断がよくなかったかもしれないです」と話した。

 25日には女流王位戦第3局で再び盤を挟む里見と西山。感想戦後の取材で西山との対局について問われた里見は「毎回新たな発見もありますし、重要な対局が続いているのですが、純粋に将棋を指していて、楽しいなと、充実感があります」と笑顔をのぞかせた。

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