運上弘菜(HKT48)、石田千穂&中村舞(STU48)、山口綺羅(Girls2)がグループの枠を超えて“架空のアイドルに<IDOLS>

運上弘菜(HKT48)、石田千穂&中村舞(STU48)、山口綺羅(Girls2)がグループの枠を超えて“架空のアイドルに<IDOLS>

舞台イベント「IDOLS〜夢のシークエンス〜」が東京・しながわインターシティホールで開幕

(WEBザテレビジョン)

山口綺羅(Girls2)、運上弘菜(HKT48)、石田千穂(STU48)、中村舞(STU48)が出演する「IDOLS〜夢のシークエンス〜」が、8月25日に東京・品川インターシティホールで開幕。

■アイドルが実名で”架空のアイドル”を演じる新しい形のプロジェクト

“IDOLS”は、リアルに活動しているガールズグループのメンバーが、実名で”架空のアイドル”を演じる新しい形のプロジェクトで、今回が第3弾となる。

ソロアイドル全盛期の80年代、多くのアイドルを生み出した伝説のオーディション番組「一番星を探せ」をきっかけに結成された伝説の4人組アイドルグループ“IDOLS”。世の中の注目を集めながらも幻のデビュー曲と共に謎の失踪を遂げた。2020年代、突如”IDOLS”のファンサイトが立ち上がり、オフ会が開催される。そこに偶然集まった4人の現役アイドル。それぞれがIDOLSへの思いを語る中、一人だけアンチがいることが発覚。その彼女が言った。「だって、あの人たちは、人を不幸にしたアイドルだから」と。

本作は二部構成となっていて、第一部は演劇パート。山口、運上、石田、中村の4人が実名で登場し、それぞれのキャラクターを演じていく。本人でありながら本人ではないという、架空と現実が交錯する不思議な感覚を楽しむことができる。

■パフォーマンスパートではオリジナル曲「Make a Wish」を披露

第二部はパフォーマンスパート。Night Tempoが書き下ろしたIDOLSのオリジナル曲「Make a Wish」を披露し、「Night Tempoさんという80年代の曲をアレンジされている偉大な方に製作して頂いて、48グループには絶対にない曲調だったので、教えていただきながら頑張りました」と運上が楽曲の感想などを伝えた。

続いてはソロコーナー。石田が工藤静香の「MUGO・ん…色っぽい」を、運上が小泉今日子の「艶姿ナミダ娘」を中村が松田聖子の「青い珊瑚礁」をカバーし、山口がBaBeの「I don’t know」をダンスパフォーマンスで魅せるなど、80年代のアイドル曲や歌謡曲をふんだんに聴かせてくれた。

続いては日替わりコーナー。25日の昼公演の担当は石田。「X(Twitter)でファンの方から小泉今日子さんの曲の中からリクエストを募集してたんですけど、その中でたくさん来ていたあの曲を歌いたいと思います」と言って、「あなたに会えてよかった」を歌唱した。

■STU48はおなか出しがNGのため衣装の仕様が変更に

MCでは4人で初めて会った時のことを運上が振り返り、「今回の舞台をやらせていただくことになって、初めて会ったのがポスターのビジュアル撮影だったんですけど、舞Q(中村)がとんでもない人見知りを発揮して。私もアイドルになった頃は人見知りだったので、その時を思い出して『舞ちゃんに話しかけよう』って思って、スタッフさんが買ってくださった飲み物がいろんな味があったので『舞ちゃん、何味がいい?』って聞いたら、ずっと下を向いて首振ってたんです。答えが返ってこなくて、これは結構ヤバいかもって思いました」と答えた。

しかし、距離を縮めるのに時間が掛かるかと思っていたら、その日にラジオの収録などがあって打ち解けることができて、「今では普通の会話ができるようになりました(笑)」と話すと会場から大きな笑い声が起こった。中村は「自分から話しかけられるようになったし、4人で温かい空気で、少人数で話しやすくて、グループが違うのでお互いのことを話せたりしてすごく嬉しいです」と笑顔を見せた。

その中村は、自分が着ている衣装について「これ、本当はおなかが出る予定だったんですよ。でも、おなか出しがSTU48的にはNGになって中に黒いのを着ることになりました」と仕様が変更になったことを明かした。それを聞いた運上は「HKT48はほとんどのコンサートで2時間くらいはヘソ出しだから」と、同じ48グループでも全然違うことに驚いた様子。

■山口「初めての試みでもあったので不安もありました」

ソロ以外でも、Winkの「愛が止まらない〜TURN IT INTO LOVE〜」「寂しい熱帯魚」をそれぞれ山口&中村、運上&石田ペアで披露したり、泰葉の「フライデーチャイナタウン」、杏里の「悲しみがとまらない」を4人で歌唱するなど、いろいろなアプローチで楽しませた。

山口は「今回の舞台は初めての試みでもあったので、どんなお客さんが来るんだろう? この舞台どうなるんだろう?って不安もありつつ、すごく楽しみだなぁって思いもありました。でも、本番をやってみて、お客さんのノリもすごくいいし、私たちも短い期間でしたけど練習してきましたので、今日来てくださったみなさんに届いていると嬉しいなと思います」と安心した表情を見せた。

最後は、シティポップブームのきっかけとなった松原みきの「真夜中のドア」でパフォマンスパートを締め括った。

「IDOLS〜夢のシークエンス〜」は8月25日・26日の2日間(全4公演)、東京・品川インターシティホールにて上演。

◆取材・文=田中隆信

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