近藤雄介、ミニシアターの重要性訴え「なくしてはいけない」映画「THEATERS」舞台挨拶

近藤雄介、ミニシアターの重要性訴え「なくしてはいけない」映画「THEATERS」舞台挨拶

オムニバス映画「THEATERS」内作品「銀幕エレジー」の舞台あいさつで話す近藤雄介(左端)。中央は高崎翔太、右端は矢作穂香(撮影・松尾幸之介)

(日刊スポーツ)

俳優近藤雄介(30)が24日、東京・渋谷ユーロスペースで行われたオムニバス映画「THEATERS」内作品「銀幕エレジー」(山口雄也監督)の舞台あいさつに出席した。

「人生、何度でもやり直せる」というメッセージを込め、御曹司の男性と結婚した主人公の女性、友恵が心身の苦しみから解放されるまでの姿を描く。近藤は友恵の兄の石田貴俊役を演じた。撮影地となった酒蔵をリノベーションしてつくられた埼玉・深谷シネマでの思い出を振り返り「すてきな映画館でしたね。撮影の最中も近所に住んでいる年配の方が来て『今日はやってないの?』と聞いたりしていて。そうした地元の方が足を運んでいたりする光景が良いなと。やはりこうした場所はなくしてはいけないなと強く感じました」と語った。

「THEATERS」は全国的なミニシアター減少の流れに抗うべく集まった4人の監督たちが「映画館(THEATER)」をテーマにそれぞれの物語をつないだ作品。21年に制作され、広島国際映画祭、函館港イルミナシオン映画祭などで高い評価を得ながらもコロナ禍で公開のめどが立たず、今年4月から行ったクラウドファンディングの成功によって、ようやく映画館での上映が実現した。

この日は近藤のほか、主演の友恵役を演じた矢作穂香、高崎翔太、河野智典、鈴原ゆりあ、森田亜紀、新宅康弘、山口監督らも登壇した。矢作は終盤の自転車に乗って橋を渡るシーンについて語り「急きょ撮ることになって。ドローンで撮っているんですけど、何度も撮り直しました。自転車に乗るのは中学生以来で、次の日の筋肉痛がすごかったです。でも思い出のシーンになりました」と笑顔で振り返っていた。

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