近藤真彦と中森明菜が〝禁断の共演〟「明菜の唄にマッチのワイプはダメやろ」

 BS日テレで1日午後9時から「あの頃テレビは熱かった!堺正章の昭和スタア同窓会」と題した番組が放送された。

 この番組のMCを務めた堺正章は、昭和の時代に日本テレビで「NTV紅白歌のベストテン」や「ザ・トップテン」といった音楽番組の司会を務めた。この日は近藤真彦、松本伊代、森口博子といった、当時アイドルだった面々と昭和の音楽番組を〝同窓会〟と銘打って振り返った。

 番組では、1980年代に放送された「ザ・トップテン」の過激な演出を取り上げるコーナーがあった。ここではまず、菊池桃子がゾウに乗って歌う演出が映し出された。これには近藤も「ムチャクチャだよ、やってることが」と苦笑した。

 続けてシブがき隊の「スシ食いねェ!」で、寿司ネタと一緒に踊る演出が紹介されたが、その後に〝事件〟が発生。次に映し出されたのは、1984年に放送された中森明菜の「十戒」だったのだ。

 ここでは、当時19歳の明菜が「十戒」と書かれた漢字の巨大なセットの前で歌っているシーンで、ワイプには近藤の顔が映っている状況に! 思わぬ〝共演〟が実現した格好だ。

 近藤と明菜は、この「ザ・トップテン」の放送から1989年の大みそか、伝説となった〝金屏風会見〟を開くことになる。

 ただ番組では、VTR終了後に近藤が明菜の演出についてコメントすることはなかった。

 とは言え〝禁断の共演〟が思わぬ形で実現したことで、ネットも反応。X(旧ツイッター)には、「明菜さんのVTRみるマッチ すげぇな」「明菜の唄にマッチのワイプはダメやろBS日テレ」「マッチがゲストに来ている番組で明菜ちゃんのVTR流すの初めて見た! マチャアキさんのパワーで解禁になったのかなあ?!」などといった書き込みが見られた。

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