『MAYO KAWASAKI 還暦 Dinner Party 60GG supported by 築地 秀徳』に登場した(左から)近藤真彦、川崎麻世 (C)ORICON NewS inc.
川崎は「ディスイズマイラブ」や「想い出のサンフランシスコ」などを披露しつつ、衰え知らずの圧倒的な歌唱力を見せつける。一方で、曲振りを間違えた際に「これが60歳かぁ…」と嘆くなど、軽妙なトークでも会場を盛り上げた。
中盤では、会場に駆けつけた俳優仲間が続々と紹介され、思い思いに祝福の言葉を伝えた。その後友人代表のあいさつを経て、次の楽曲の曲振りを行った川崎だったが、流れ出したのは「ギンギラギンにさりげなく」のイントロ。そして、客席後方にスポットライトが集まり、近藤真彦が花束を持って登場した。
ステージに上がった近藤は、川崎に花束を手渡し、熱い抱擁と握手を交わす。川崎は「うれしい!マッチだ!」と満面の笑みを浮かべ、近藤は「きょうの朝、パーティーをやるって聞いて『5分だけでも!』って言われたから行く行く!って(笑)」と経緯を説明。
「60ですか。僕もあと1年とちょっとで60になるんです」としみじみ続け、川崎に「一番お世話になった先輩。そのときの唯一のスーパースターが麻世だったから、みんな麻世の背中を追いかけて頑張ってきました」と伝えた。
その後は、川崎が田原俊彦のライブに行ったことを明かすなど、同窓会のような和やかなトークを展開。トーク中には、近藤が「麻世はもう踊らないの?」と切り出し、突然「まぶしさに目を〜♪」と川崎の楽曲「暗くなるまで待って」を歌い出す貴重な場面もあった。
川崎は「さっきメドレーで歌ったんだけど、誰も知らないと思う。でもマッチが知っていてくれてよかった」と笑い、近藤は「この曲を踊る姿に憧れて、合宿所でマネして踊っていたんです」と当時を振り返った。
近藤は最後に「まだまだ背中を追いかけます」と熱い思いを伝え、改めて祝福した。