近藤春菜 初めてコンビを認知してくれた超大物芸人「のけぞって、おもしれえ〜!って言ってくれた」

 お笑いコンビ「ハリセンボン」近藤春菜(40)が、21日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)にゲスト出演し、コンビの駆け出し時代について語った。

 短大卒業後、NSC(吉本総合芸術学院)東京校に通い始め、芸人生活がスタート。箕輪はるか(44)と出会ってコンビを結成し、女性コンビとして活動した。

 当初は漫才ばかり作っていたという2人だが、ネタ見せの時にはいつもツッコミの近藤がダメ出しの対象だった。「“ボケはいいんだけど、ツッコミの方はあたふたしているだけだ”とか、“言葉が入ってこない”とか、私だけダメ出しされていたというのがあって。自信もなかったし、男性と違って言葉遣いも難しいし。関東の人間だと、関西弁の“何でやねん!”みたいな、キレのいい一言みたいなのもなくて」。漫才は決め手を欠き、伸び悩んだという。

 殻を破るきっかけは、コントを始めたことだった。「キャラクターに入ってツッコんでいたら、すごく自然にツッコミが出てきて。やっていて楽しかったし、ツッコミワードがはまっていく感じが分かったんです。自分なりのツッコミができた時に楽しいなって思うし、人が自分のツッコミで笑ってくれた。ちゃんとツッコんで、このボケがおもしろいとされたという時に、自信みたいなものが出てきたかもしれないですね」。

 その自信を決定づけてくれたのが、「とんねるず」木梨憲武の存在だったという。木梨がMCを務めていたTBSのコント番組「ゲンセキ」で共演。「うちらのネタを見た後に、ノリさんがのけぞって、“おもしれえ〜!”って言ってくれたんですよ。それってめちゃくちゃうれしかったし、影響力もすごくあって。それで認知していただいたところもあるので、めちゃくちゃありがたいですね」と、感謝を口にしていた。

 「ハリセンボン」は昨年12月27日、所属する吉本興業を月内で退所し新事務所へ移籍すると発表。移籍先はベッキー(39)らが所属するGATE。春菜は「来年芸歴20年という節目もあり、足並みをそろえようと2人で話し合い、決めました」と理由を説明。箕輪はるか(43)は「これまでにない大チャレンジとなりますが、これからも変わらず応援してくださる方が一人でも多くいてくださればうれしいです」とつづっていた。

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