歌手の辰巳ゆうと(24)が21日、大阪・新歌舞伎座で開かれた「辰巳ゆうと デビュー5周年記念コンサート〜ありがとうを届けたくて〜」の中で、地元の大阪・藤井寺市のアンバサダーに任命された。
コンサートの終盤で任命式が行われ、藤井寺市の岡田一樹市長(57)がステージに上がり、辰巳にたすきを掛け、任命書と記念品(藤井寺市の津堂城山古墳から出土した重要文化財・水鳥形埴輪をモチーフにしたゴールドのピンバッジ)を贈呈。同市の公式キャラクター「まなりくん」も駆けつけ、一緒に祝った。
任命書を受け取った辰巳は「5周年という節目の年に藤井寺市のアンバサダーに任命していただいて、こんなうれしいことはありません。もう感謝の気持ちしかありません」と大感激していた。
岡田市長から「辰巳ゆうとさんの故郷・藤井寺という形でPRしていきたい。今後はNHK紅白歌合戦にも出ていただき、これからもどんどん活躍していただきたい」と期待を寄せられると、辰巳は「紅白歌合戦は歌手である以上、大きな目標の一つですが、僕の最大の目標は、今日こうやってお越しくださった皆さんおひとりおひとりが『今日は来てよかったな』『楽しかったな』『明日も頑張ろう』と思ってもらえるようなコンサートをお届けするのが歌手としての務め。そういった積み重ねがきっと紅白歌合戦という目標につながっていくと思います」と気を引き締めた。
ステージでは、2018年のデビュー曲「下町純情」から最新曲「雪月花」までのオリジナルシングルや昭和のヒット曲のカバーなど全21曲を熱唱した。


