俳優の近藤頌利(こんどう・しょうり、29)が13日、大阪市内のカンテレ本社で主演ドラマ『全ラ飯』(13日スタート、毎週木曜 深0:25 ※関西ローカル)の取材会に出席した。念願のドラマ初出演でいきなり主演を任され、“全裸”での会見も辞さず「PRになるんだったら…」と上着に手をかけるも、スタッフに止められ笑いを誘った。
関西を拠点に活動するワタナベエンターテインメントの演劇集団「劇団Patch」のメンバーで、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』や舞台『刀剣乱舞』、ミュージカル『チェーザレ 破壊の創造者』など、舞台を中心に活躍してきた。5月上演『「HUNTER×HUNTER」THE STAGE』にレオリオ役で出演も決まっている。
今回が配信作含めドラマ初挑戦で「まさか一発目が主演なんて」と大喜びで、地元カンテレの作品ともあって「今までで1番連絡が来ました」と明かした。「舞台とは全くと言っていいほど表現方法が違う。180度違うんじゃないかな」といい、共演者やスタッフとも親交を深めた様子。「よりドラマが好きになった」と笑顔を見せた。
金融庁に勤務するハイスペック男子・一条颯太(近藤)が、全裸でご飯を食べるという秘密の趣味を、青果店を営む三木真尋(ゆたろう)に見られて…というラブコメディー。184センチの長身ボディをあらわにし、料理を堪能するシーンが見どころ。
全裸について、近藤は「抵抗は全くなかった。脱ぐのに昔から抵抗がない」とにっこり。出演決定の知らせを受けたのも「銭湯に入る数分前だった。気づいたら全裸でしたね」と胸を張っていた。
12日に29歳の誕生日を迎えたばかりで、翌日のきょう13日オンエア開始。花束を贈られ「30歳までに映像の世界をちゃんと学びたいと思っていた」と張り切った。初回は深夜0時40分スタート。