前兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂さんが24日、X(旧ツイッター)を更新。訪米時の岸田文雄首相の姿勢を批判した上で、「日本の国民が拍手したくなるような総理であって」と注文を付けた。
岸田首相は今月8〜14日、国賓待遇で訪米。バイデン大統領とのツーショットをX(旧ツイッター)に投稿したり、アメリカ連邦議会での演説で「日本の国会でこれほど素敵な拍手を受けることはありません」とジョークを飛ばしたりしたことが、ネット上では話題となり、非難も浴びた。
泉さんは、自身が寄稿したネット記事を引用。記事は「いつまで”子分”のつもりや!岸田首相の訪米は『本社に呼び出された日本支店長』にしか見えない」との見出しで、「日本国民になんのメリットがあったのかさっぱりわからん」とバッサリ。真相が解明されないままとなっている自民党派閥の裏金事件や、実質的な増税と取り沙汰されている「子育て支援金」の導入などを例に、岸田首相を批判した。
泉さんは今回のXへの投稿で「日本の総理である以上、日本の国民のためにこそ、その役割を果たしていただきたい」とあらためて主張。「アメリカで拍手されなくても、日本の国民が拍手したくなるような総理であってほしい。アメリカを向いて政治をするのではなく、日本の国民を向いて政治をしていただくことを切に願っている」と真正面から訴えた。
フォロワーからは「全くもってその通り…支持したくなるような政治おこなってくれよ岸田くん」「まず、国民の話しを聞きなさい!」「もう期待してません」「『素晴らしい拍手』というセリフにも、あきれたを通り越して怒りを覚えました…」などとコメントが寄せられた。