“親子でW婚活中”現実には3%だが…「じぞ恋」松重豊パパを応援したくなる不思議

 父と娘がダブル婚活するという連ドラ、上野樹里(35)主演の「持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜」(じぞ恋=TBS系/毎週火曜夜10時)。娘でヨガインストラクターの杏花を上野、父で辞書編集者の林太郎を松重豊(59)が演じている。

 最愛の妻を亡くした林太郎が人生を前に進めるために、結婚相談所に登録して婚活をスタート。独身の娘も巻き添えにして共に婚活パーティーに挑む様子が初回で描かれていたが、実際に家族でダブル婚活をしているケースはあるのか。

 婚活パーティー「OTOCON」を運営するタメニーが今年3月に実施した「ダブル婚活」に関するアンケート調査(296人対象)では、「ダブル婚活中であるか」にイエスと答えたのは3%。〈母と〉が25%、〈父と〉が25%、兄弟姉妹が37.5%だった。

 同社の平田恵氏は「決して多い数字ではありませんが、ひと昔前は家族の誰かと婚活をするというようなことはなかったのではないでしょうか。ダブル婚活のメリットは、お互い励まし合える、アドバイスし合えるというところにあるようです」と話す。

 ドラマでは早々と婚活終了宣言をした杏花。林太郎はほそぼそと婚活を続けていたものの、17日放送の第5話では、パーティーで知り合った明里(井川遥=45)への気持ちに気づき、婚活をストップするという展開となっている。

「今期の恋愛ドラマの中でも、じぞ恋は母娘、父娘、夫婦の関係、そして人生の機微が細かく描かれており、大人が見て『ああ、分かるな』としみじみとうなずける作品。何といっても松重さんがいいんです」と、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏が、こう続ける。

「ついこの間まで朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の虚無蔵役の名演技でお茶の間を涙させたり、笑わせたりしていた松重さん。直後の出演というのに、虚無蔵の面影などまったくないところはさすがのひと言です。出世作となった『孤独のグルメ』の井之頭五郎もそうですが、松重さんが演じるとなぜかどの役も<頑張って!>と応援したくなるのが不思議」

 ネット上にも〈林太郎パパ、優しくていい男〉〈林太郎の恋、かなえばいいな〜〉など、応援コメントは少なくない。

「コワモテで眉間にシワを寄せた表情なんかは、近寄りがたい雰囲気。であるにもかかわらず、可愛げが見え隠れするのが松重さんを応援したくなる要因のひとつかも。今や主演もこなすドラマに欠かせない存在で、もはやあのテレ東の人気作『バイプレイヤーズ』に出ていたことさえ懐かしくなるほど。メインを張る役者さんとして、どの局でも取り合いです」(在京キー局関係者)

 今後、明里との恋愛は成就するのか。コワモテなのにどこか可愛い松重が、どんな大人のキュンシーンを見せてくれるのか、期待大だ。

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