西川きよし「私にとってまさに元気の象徴というべき存在」桂ざこばさん悼む

上方落語の重鎮、桂ざこば(かつら・ざこば、本名関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが12日午前3時14分、ぜんそくのため、大阪府内の自宅で亡くなった。76歳。米朝事務所が発表した。3代目桂米朝さんの弟子として古典落語を極め、99年に兄弟子枝雀さんが亡くなった後は、事実上の筆頭弟子として米朝一門を支えた。高座に加えて、歯に衣(きぬ)着せぬ発信力、老若男女から愛される人柄でタレントとしても活躍した。通夜、葬儀は家族葬で行い、後日、お別れの会を予定している。

同世代で共に活躍してきた西川きよし(77)は所属事務所を通じてコメントを発表した。「突然の訃報、誠に残念でなりません。桂朝丸時代からお付き合いをさせていただいておりました。泣き虫で頑張り屋さんで桂米朝師匠の弟子で本当に良かったとよくお話しされておりました」と思い出を振り返り「背中にデキモノができたとき、師匠が自らこう薬を塗ってくださったと、涙を流しながら話してくださり、私ももらい泣きをし、お互いにこれからも頑張ろうな、と約束をしたことを昨日の事のように思い出します。私にとってまさに『元気の象徴』というべき存在でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とつづった。

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