Bunkamuraは、1989年9月に日本初の大型複合文化施設として開館。オーチャードホール、シアターコクーン、ザ・ミュージアム、ル・シネマ、ギャラリーの各施設を中心に、カフェ、アート関連ショップなど、多くの客がさまざまな形で文化や芸術に親しめる場の提供を通じて生活の豊かさを深め、社会や地域への貢献を目指してきた。
「Shibuya Upper West Project」の開始に伴い、オーチャードホールを除き来年4月10日から2027年度中(時期未定)まで休館する。この間、併せて『Bunkamura』も経年使用による施設の補修や設備の更新などを行うとともに、新築される施設との一体化に向けた改修工事を実施する予定。
同社は『Bunkamura』の休館中も渋谷を含め東急線沿線の周辺施設や東急グループ各施設などで文化事業を継続していく。また、オーチャードホールについては日曜・祝日を中心に営業を継続する。
■『Bunkamura』休館中の各施設の営業状況・主催事業
●オーチャードホール(音楽・舞踊など)
日曜・祝日を中心に営業を継続。
自主制作公演は『横浜みなとみらいホール』など他会場の使用を含めて開催。
●シアターコクーン(演劇)
自主制作公演は東急歌舞伎町タワー内『THEATER MILANO-Za』など他劇場にて開催。
●ザ・ミュージアム(美術)
渋谷ヒカリエ内「9F ヒカリエホール」などで展覧会を開催。
●ル・シネマ(映画)
渋谷東映プラザ内に移転。
施設名は「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」(2スクリーン)
※「渋谷TOEI」は2022年12月4日の営業をもって閉館。
●ギャラリー(美術)
渋谷ヒカリエ内「クリエイティブスペース8/(はち)」に移転
施設名は「Bunkamura Gallery 8/」