タレント、藤本美貴(38)が18日、TBS系「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。放送作家の鈴木おさむ氏(51)が著書「仕事の辞め方」で表現して話題を呼んでいる「ソフト老害」について語った。
番組には鈴木氏がVTR出演して「40代からのソフト老害」を語り、「一般的な老害と違って40代になるとバランスを取ろうとする人が多い。20代、30代は自分の中で自由にやってるんだけど、40代になると、会社や組織で上にいる人のさらに上にラスボスがいると気づくんですよ。自分がどんなに頑張っても、抗おうとしても、覆せないものがある。でも、その中で頑張っていかないといけないと気づくんです」と説明。「その時に起こりがちなのが、若者たちの気持ちも分かるし、分かるから大丈夫だよって諭しながらも、結局バランスを取っているふりをして会社側の意見に寄せてしまったりとか却下したりとか。僕自身もそうだったんですよ。自分がバランスが取れていると思っていて、でも、周りから下から何だあいつって思われている。これをソフト老害と名付けたんです」と伝えた。
スタジオで藤本は、爆笑問題の田中裕二(59)からモーニング娘。時代のリーダーだったころについて「今思うとソフト老害しちゃったことは」と聞かれ、夫で品川庄司の庄司智春(48)との交際が発覚して脱退したため、リーダーを短期で辞めていることから「25日間しかやってないですし、はっきり言うので全然、害がないです」と自虐を交えて説明。「嫌なら嫌だって(言う)。嫌われちゃうタイプです」と言い切っていた。