ジャニーズ事務所の前社長の故ジャニー喜多川氏（２０１９年死去）の性加害問題をめぐり、同社による会見が７日午後２時、東京都内で記者会見が始まった。現社長の藤島ジュリー景子氏（５７）、新社長とされる東山紀之（５６）、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦（４７）が出席。全員がメガネにスーツ姿で入室した。同社顧問弁護士の木目田裕氏も出席した。
ジュリー氏は冒頭で「本日はお忙しいところお集りいただき誠にありがとうございます」とあいさつ。故ジャニー喜多川による性加害問題に関して「外部専門家による再発防止特別チーム」からの提言があったことに「ジャニー喜多川による性加害はあったと認識しています。被害者の皆さまに心よりお詫び申し上げます。またファンの皆さま、お取引先の皆さま、今回の件で不快に思われたすべての皆さまに心からお詫び申し上げます」と頭を下げた。
ジュリー氏は今回の問題を受けて９月５日付で経営責任を取って辞任し、後任に東山が新社長に就くと正式発表。また、同日付で副社長の白波瀬傑氏も引責辞任したと報告した。 今後については被害者の補償を行い、ジュリー氏はこの責任を全うするために当面の間、代表取締役として残留するというが、「被害者のひの方への補償救済、所属タレントやジャニーズＪｒ.の心のケア以外の業務執行以外には関わりません。この度は誠に申し訳ありませんでした」と重ねて謝罪した。
