◆天翔愛&天音、父・弘、のライダー姿に興奮
この日、田舎体験の一環として麦の芽を踏む「麦踏み」に挑戦した弘、と子どもたち3人。撮影が行われた地域では麦踏みにバイクを使用することから、特撮テレビドラマ『仮面ライダー』(1971〜1973年)で仮面ライダー1号として主演を務めた弘、は「『麦踏みライダー』で行こうか!」と楽しそうに意気込みを語った。
弘、のライダー姿を初めて目にしたという愛と天音は、その勇姿をカメラに収めようとスマートフォンを掲げ、「バイクが似合う」「すごいかっこいい」と自然と言葉が出るように心底から弘、を尊敬している様子を見せた。
◆天翔愛、藤岡弘、の言葉に涙
その後、麦踏み体験から自身の苦悩した過去を思い起こした弘、は「生死を彷徨うような再起不能と言われるバイク事故を起こした」と『仮面ライダー』の撮影中に起きた事故を振り返った。当時、時速100キロ近くのスピードで走行していたことから、事故時には体が30メートル宙を飛び、「全身打撲と裂傷と複雑骨折」の大けがを負ったという。周囲から「もう仮面ライダーは死んだんだ」と言われる中、「『帰ってくるまで待とう』という1人のプロデューサーがいた」と復帰を待ち望む人がいることに涙を流したと明かした。
「絶対帰ってやる」と強く決心し、地獄のようなリハビリを乗り越えたそうで、「試練っていうのは…必ず生かされる時が来る。そう思って諦めないで立ち向かっていく勇気を失っちゃだめ」と子どもたちに語りかけた。経験に裏打ちされたその言葉に、愛は「感動して泣いちゃいました」と涙を流しつつ、「苦労してきたのをすごく感じて、私も挫けそうになる事ってたくさんあるけど、頑張ろうって本当に思った」と決意を口に。天音も「ありがとう、良い話を」と弘、の教えをしっかりと心に留めている様子だった。(modelpress編集部)
情報:TBS
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