フリーアナウンサー宮根誠司(58)が7日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜後1・55)に生出演し、この日死去した人気漫画「忍者ハットリくん」などで知られる漫画家の藤子不二雄A(ふじこ・ふじお・えー、本名安孫子素雄=あびこ もとお)さんを追悼した。
番組ではトップニュースで特集し、「オバケのQ太郎」「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」など数々の代表作を挙げて功績を振り返った。宮根は「今考えると『オバケのQ太郎』も、あのキャラクター。Q太郎がいてドロンパがいて。ストーリーを考え、絵コンテを考え、カットも考え…って、すごいですよね。漫画家って」と、息の長い活躍を続けてきた藤子さんを称賛した。
宮根はさらに「お酒もお好きで、ゴルフもお好きで。『プロゴルファー猿』なんてのは、ゴルフがお好きで(描いた)」ともコメント。「旗包みって、ピンのフラッグにドーン!と当たって、そのままストーンと入って。大人になっても1回、あれやってみたかったと、今でも思っているくらい」と、主人公・猿谷猿丸の得意技を挙げて熱弁した。
70年以上も子供たちに夢のある作品を提供し続けてきた藤子さん。宮根は「我々も子供のころからお世話になりましたので、ありがとうございますという言葉しかないですね。ゆっくりお休み下さい」と冥福を祈っていた。
藤子さんはこの日午前、川崎市内の自宅で亡くなった。88歳だった。警察が死因などを調べている。