■高貴なドレスに身を包んだ佐藤沙羅デュビビエが今後の物語のカギとなる
藤原は、岩橋要(藤木直人)を追いかけてはるばるフランスから日本へやってきた佐藤沙羅デュビビエとして登場。高貴なドレスに身を包み、高級車の中で要についてのウェブ特集記事を見つめる謎めいた女性を演じる。
実は要がパリで料理人として修行していた頃に関係のあった人物で、クライマックスに向けて要に大きな影響を及ぼすことになる。第4話で要がスマホで見ていた写真の中に、エッフェル塔を背にして写っていた女性も彼女だった。
■藤原紀香コメント「突然現れて引っかき回す謎多い女性を存分に楽しませていただきました」
ーーー出演オファーが来た時はいかがでしたか?
藤原:ぜひこの役をやって頂きたいとプロデューサーさんからお話を頂き、“なぜ私にこのお役を?”と聞くと「“佐藤沙羅デュビビエ“は、紀香さんじゃないと!とずっと考えていました。」と言ってくださり、すぐに台本を読ませていただきました。
美学や哲学を携え、ビジネスの能力にとても長けている個性的な役柄でしたが、“この役をお任せしたい”と言って頂けることは大変光栄なことなので喜んでお受けさせて頂きました。
ーーー「佐藤沙羅デュビビエ」を演じてみられてどうでしたか?
藤原:物語の終盤に、突然現れて “引っかき回すタイプの謎の多い女性”を存分に楽しませていただきました。「サリュー」でのセンセーショナルな登場の仕方は、ご覧になられている方も驚くのではないでしょうか。
役作りとしては、監督と相談しながら、時々フランス語でつぶやいてみたり、沙羅ならではのファッションを楽しんだり。ミステリアスな雰囲気は壊さずに、存在感と華やかさが必要な難しい役でしたが、作っていく事がとても楽しかったです。どうぞご期待ください。
■第8話あらすじ
店をリニューアルオープンして一発逆転を狙った純(広瀬アリス)の作戦が功を奏し、サリューには客足が戻ってくる。柊磨(松村北斗)が店を買い取る条件として、オーナーの次郎(小市慢太郎)が提示した売上目標も、達成まであと少しに迫る。
そんなある日、純が同僚とサリューへランチを食べに行くと、店では真弓(斉藤由貴)がホール係として働いていた。柊磨は本人の希望と人件費節約のためだというが、真弓はどう見ても足手まとい。再び店の評判が落ちることを危惧した純は、柊磨に「やめさせたほうがいい」と忠告するが、それが原因で2人の間には不穏な空気が漂い始める。
幼い頃から苦しめられ、縁を切るほど母親をいみ嫌っている純は、真弓がいつか変わると信じ、見捨てることができない柊磨に複雑な思いを抱く。それでも、母親思いの柊磨の優しさを尊重し、自分も力になろうと手を差し伸べるが、そんな純の態度は真弓の母心を逆なでしてしまい…。
一方、田辺(アキラ100%)の妻から慰謝料を請求されたアリサ(飯豊まりえ)は、合わせる顔がないと克巳(岡山天音)を避け続けていた。響子(西野七瀬)もまた、偶然、家族と一緒にいる要(藤木直人)を目撃してショックを受けるが、それでも自分の気持ちを抑えきれなくなり…。