薬師寺管主「戦争やコロナ禍の一日も早い終息を」…都内で「まほろば塾」

薬師寺管主「戦争やコロナ禍の一日も早い終息を」…都内で「まほろば塾」

「薬師寺まほろば塾」の東京塾で行われた法要(2日、よみうり大手町ホールで)=佐々木紀明撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 日本人の心のあり方や日本の伝統文化について考える「薬師寺まほろば塾」の東京塾(法相宗大本山薬師寺、読売新聞社主催)が2日、東京都千代田区のよみうり大手町ホールで開かれ、約250人が参加した。

 冒頭、塾長の加藤朝胤ちょういん・薬師寺管主を導師として、ウクライナ難民支援と世界平和祈願の法要が営まれ、加藤塾長が「ウクライナの戦争やコロナ禍が一日も早く終息するよう、一生懸命に祈るので皆さまのお力もいただきたい」とあいさつ。

 その後、老川祥一・読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆代理が「報道から考える『まほろばの心』」と題して基調講演し、「信じられないような事件が多いが、自分の心が美しいかを、絶えず反芻はんすうしながら、日々の生活を送ることが大切だ」と語った。

 能楽師の観世喜正師による半能「敦盛」の特別公演が上演された後、この日の参加費全額が、同塾推進の会の細川護煕会長から、国連難民高等弁務官事務所の担当者に贈呈された。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね♡
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アフィリエイター初心者です!よろしくお願いします。

目次
閉じる