テレビ朝日系連続ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』制作発表会見(前列左から)三田佳子、田中哲司、菅野美穂、松岡茉優、白山乃愛(後列左から)志田未来、木戸大聖、鈴鹿央士、吉瀬美智子、宮澤エマ (C)ORICON NewS inc.
同作は今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の同名漫画(講談社)をドラマ化。心優しい売れない小説家と結婚した主婦・伊沢ゆりあ(菅野)が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を始めることとなる新時代のホームドラマとなっている。
鈴鹿は夫の“彼氏”、木戸はゆりあに恋する便利屋、宮澤は厄介な夫の妹、白山は夫の隠し子、志田は夫のオペを担当する主治医で奇妙な同居生活の目撃者、吉瀬は家庭がありながらも18歳年下と不倫中のゆりあの実姉、松岡は夫の“彼女”、田中はすべての問題の発端となる夫、三田は何かと好奇心旺盛な姑を演じる。
菅野は、自身が演じる役について「石のようにどっしり構えていてどんなことにも揺るがない生き方をしている女性」と紹介。「私もどちらかと言うと男っぽさでやっているところがあると思うのですが、愛人の子どものお世話まで…」と絶句しつつ、「旦那も愛人の子どものおむつも替えるのは見上げた女性だなと思います」と尊敬をにじませた。
そして、複雑な関係を持つキャストを見わたし「このメンバーでひとつ屋根の下で食事を囲むのが奇想天外と思うのですが」と苦笑い。「それぞれいびつな中にもかわいらしいところがあって、鍋とか食べちゃったら仲良くなっちゃうのかなという想像もできて、リアリティーのある役で面白いです」とアピールした。

