女優の菅野美穂が15日、都内で行われた主演を務めるテレビ朝日系ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(19日スタート、木曜・後9時)の記者会見に出席した。
夫の介護をきっかけに愛人の存在が発覚し、さらに嫁姑問題も抱える主婦の生き様を描く。今年「手塚治虫文化賞」で大賞に輝いた漫画が早くもドラマ化された。
99年以来24年ぶりとなるテレビ朝日系ドラマでの主演に菅野は「これ以上ないすてきなキャストの皆さんと撮影できることを幸せだなと思って撮影に通っています。見てくださった方に何か心に残るものを届けられたらなと思います」と力強く話した。
ドラマの内容にちなんで人生がガラっと変わった出来事を問わると「インド旅行」と回答。「強烈でして、頭をかぱっと開けられて脳みそをぐしゃぐしゃと素手で触られるような衝撃を受けました」と明かした。さらに、「インドではクラクションが『危ない』ではなく『俺が通るからどけよ』という意味なんですよ。日本に帰って信号が赤のときは待って、青になったら一斉に歩き出すのを見て感動しました。みんながルールを守るってすごいなと思って」と日本文化の良さを熱弁していた。


